Mobile Antenna #2 (MD200&Org. Coil)(5)7MHz:乾燥時・8m-Radial+π-Match Tuner

 最終の実測データは、MD200に8m長ラジアル線の状態で、同軸ケーブル途中にπマッチの外付けチューナーを挿入した場合です。そして、まず、TS850Sを使い7.100MHzで50Wキャリア出力にてSWR最小とした状態から、MFJ-259Bに接続替えして測定しています。
(本論)
1. 測定周波数対SWR,R,jX等の測定結果表
md200乾燥時ラジアル+πマッチ併用01.PNG

2. 周波数対SWRのグラフ化
md200乾燥時ラジアル+πマッチ併用02.PNG

3. 結果
 このとき、中心周波数7.100MHzでは、R:50Ω、jX:10Ωとなり、SWR≒1.0を確認できます。この場合の特長は、SWR<1.5とSWR<2.0の帯域が、アンテナ単独動作に比べると広帯域となっています。
 
(バンド幅)
  SWR<1.5範囲:207KHz幅 (チューナー無し 122KHz)
  SWR<2.0範囲:371KHz幅 (   〃   194KHz) 

 一度、7.080MHz付近でチューニングすれば、片側が2m長エレメントでありながら、ほぼ7.000~7.200MHzをSWR<1.5以内でカバーできることです。

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