Mobile Antenna #2 (9)メーカ製Coil (MD4020)7MHz:周波数特性【最終】
今回のインピーダンス特性グラフを見れば、MD4020では、周波数同調だけでなく、同時にインピーダンスマッチングをコイルとその付属構造で同時に行っていることが判ります。
というのは、単純に延長コイルのQを高かめただけでは、損失が無い分、給電点インピーダンスが下がってしまいます。単純にQ:100だけだとR+jX=27Ω-j0Ωとなるのですが、それを50Ω+j0Ωに近づけるインピーダンスマッチ動作が必要です。
このインピーダンス整合を裏付ける資料が、「5. インピーダンスZ(R,jX)特性」のグラフに示すところです。
(本論)
5. インピーダンスZ(R,jX)特性

6. SWR特性
(1)外部マッチング無

(2)マッチング回路有

外部回路を用いてもSWR帯域はほとんど変わりません。既にマッチング回路により50Ω変換されているためです。なお、MMANAによるシミュレーションだとこの変換による損失は、0.05dBと極僅かです。
7. 利得&F/B特性

利得は、設計中心周波数を中心にバランス良く調整されています。
8. パターンの周波数特性
というのは、単純に延長コイルのQを高かめただけでは、損失が無い分、給電点インピーダンスが下がってしまいます。単純にQ:100だけだとR+jX=27Ω-j0Ωとなるのですが、それを50Ω+j0Ωに近づけるインピーダンスマッチ動作が必要です。
このインピーダンス整合を裏付ける資料が、「5. インピーダンスZ(R,jX)特性」のグラフに示すところです。
(本論)
5. インピーダンスZ(R,jX)特性
6. SWR特性
(1)外部マッチング無
(2)マッチング回路有
外部回路を用いてもSWR帯域はほとんど変わりません。既にマッチング回路により50Ω変換されているためです。なお、MMANAによるシミュレーションだとこの変換による損失は、0.05dBと極僅かです。
7. 利得&F/B特性
利得は、設計中心周波数を中心にバランス良く調整されています。
8. パターンの周波数特性
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