アンテナシステム構築計画(0)別の方の成功事例モデルに類似したアンテナ
先日、ある方との交信で詳しく紹介していただいたアンテナがあるのですが、そちらをまず紹介します。
1. 成功事例の紹介
先の方の情報によりますと(うちの現在の自宅環境とほとんど同じ、)1戸建住宅2階建ての2階ベランダから、近くのアンテナ支持部に約12m長の水平エレメントを展開して、そのベランダ側の根元に外部オートチューナを配置し、そのアース側エレメント束は、全長12m長として、そこから地面に向けて、約5m程度を垂直に垂らし、残りの7m長は地表に展開しているとのことでした。
これらのエレメントだけで、3.5MHz~28MHzまでの各バンドに出ているとのことでした。
アース側は1本では無く、複数本なので、”束”と表現しました。そして、真っ直ぐ地面に展開しているのではなく、地表に”S”文字を描くような形にしているとのことです。
2. 構想計画の概要
その設置方法と一部似ているアンテナを去年から構想し、MMANAにて既にプロトタイプは設計していたことを思い出しました。但し、次回以降に紹介しますが、私の構想計画だと3.5MHz以下は、地表アースを利用しますが、7MHz以上では、空中架設したエレメントを考えていました。
それとオートチューナに頼るのではなく、給電根元にコイルとコンデンサーは利用しますが、あくまで、アンテナ自体の共振に頼る方法を目標としています。
その一番目となる基本周波数は7MHzです。その次の目的周波数は3.5MHzになります。こちらは、既に設置している地表アースと延長コイルによる方式で対応する予定です。
逆に、10MHz以上の周波数では、コンデンサーによる電気的短縮と高調波関係との組み合わせで、電波がエレメントに乗るようにしたいと考えています。
なお、1.8MHzの計画もあるのですが、敷地のスペース関係で未定です。7MHzの基本エレメントに対して、その先端にトラップを設けて、さらにエレメントを伸ばす必要があるからです。
※予測では、水平エレメント側を全長18m以上取れれば、1.8MHzの電波は問題なく放射できると考えています。
試作モデル例のMMANA計算の一部
自由空間における天頂方向のパターン図

Gh:-0.61dBd
Z :49.6Ω-j7.0Ω
となって、INV-DPやその逆のV-DPに近い特性です。
1. 成功事例の紹介
先の方の情報によりますと(うちの現在の自宅環境とほとんど同じ、)1戸建住宅2階建ての2階ベランダから、近くのアンテナ支持部に約12m長の水平エレメントを展開して、そのベランダ側の根元に外部オートチューナを配置し、そのアース側エレメント束は、全長12m長として、そこから地面に向けて、約5m程度を垂直に垂らし、残りの7m長は地表に展開しているとのことでした。
これらのエレメントだけで、3.5MHz~28MHzまでの各バンドに出ているとのことでした。
アース側は1本では無く、複数本なので、”束”と表現しました。そして、真っ直ぐ地面に展開しているのではなく、地表に”S”文字を描くような形にしているとのことです。
2. 構想計画の概要
その設置方法と一部似ているアンテナを去年から構想し、MMANAにて既にプロトタイプは設計していたことを思い出しました。但し、次回以降に紹介しますが、私の構想計画だと3.5MHz以下は、地表アースを利用しますが、7MHz以上では、空中架設したエレメントを考えていました。
それとオートチューナに頼るのではなく、給電根元にコイルとコンデンサーは利用しますが、あくまで、アンテナ自体の共振に頼る方法を目標としています。
その一番目となる基本周波数は7MHzです。その次の目的周波数は3.5MHzになります。こちらは、既に設置している地表アースと延長コイルによる方式で対応する予定です。
逆に、10MHz以上の周波数では、コンデンサーによる電気的短縮と高調波関係との組み合わせで、電波がエレメントに乗るようにしたいと考えています。
なお、1.8MHzの計画もあるのですが、敷地のスペース関係で未定です。7MHzの基本エレメントに対して、その先端にトラップを設けて、さらにエレメントを伸ばす必要があるからです。
※予測では、水平エレメント側を全長18m以上取れれば、1.8MHzの電波は問題なく放射できると考えています。
試作モデル例のMMANA計算の一部
自由空間における天頂方向のパターン図
Gh:-0.61dBd
Z :49.6Ω-j7.0Ω
となって、INV-DPやその逆のV-DPに近い特性です。
この記事へのコメント