50MHz用多エレメント八木:8エレメントWide Spaceモデルの特性をMMANA分析(1)
前回(番外)記事でお知らせした内容につき、元の質問者さんであるJA7PRV局から更なるコメントをいただきました。
(番外)記事にいただいたコメントについて【ガンママッチング】と【オメガマッチング】
https://jo3krp2.seesaa.net/article/516262488.html
これから質問者さんの知りたい内容が明確となったことから、こちらでも少し、検討してみることにしました。ただ、ご希望どおりの回答となるか?は今のところ未定です。
また、今回のコメントにあった2020年11月29日付け記事で紹介している「3巻きバランを使ったωTマッチ」
NanoVNA活用(56)テクニカル講座2020再現(14)アンテナ調整とガンママッチ(8)オメガマッチから平衡型(最終)
https://jo3krp2.seesaa.net/article/202011article_33.html
については、実用的ではないと今は判断します。あれは、あくまで、教科書的なもので、バランの応用事例を紹介したものです。実際の運用においては、シンプルイズベストのガンママッチング若しくはオリジナルのT形マッチングで十分かと思っています。
(本論)
50MHzにおける多エレメント(7,8エレメント程度)のアンテナ特性を知るために今回MMANAに付属しているモデルで再現してみました。今回知りたかったのは、実際の運用状態での給電点インピーダンスのRとjxについてです。
今回の事例は、自由空間における8エレメントYAGIのWide Spaceエレメント間隔のモデルです。また、実際のアンテナと同様な口径が異なるエレメントパイプを途中でつなぎ合わせた組み合わせパイプ例を選択しました。
1. アンテナ定義
組み合わせパイプ・データ
2. アンテナ形状と電流分布
組み合わせパイプエレメントと違うモデルの紹介だったため、差し替えています。2024/06/19
3. 計算(自由空間)
4. パターン(自由空間)
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